【毛の周期】成長期・退行期・休止期と脱毛方法の種類

皆さんは一体どうやって毛を生えさせなくさせているのか知っておられますか?

毛は人間だけではなく、動物も生えているものです。

脱毛の仕組みを説明する前に、まずは毛が生える理由をお話をします。


毛が生える仕組み


毛が生える「成長期」、毛の成長が止まり、根本から離れる「退行期」、毛が根元から完全に離れて抜けていく「休止期」の3つのサイクルを繰り返しています。
そしてこれからの根元にいるのが「毛乳頭」と呼ばれている箇所になります。
 
簡単に言えば毛の親のような存在です。
 
毛を作り、栄養を与えて成長させるのが「成長期」そして、時間が経過することで、子供は少しずつ親離れをします。これが「退行期」です。
時間が経過していくと、いつしか子供は親から栄養を受け取ることをやめて、やがて一人立ちしていきます。これが「休止期」と言います。
 
親(毛乳頭)は子供が一人立ちをしてしまった後、また再び子供である毛を作るようにします。
こうして何度も毛は生え変わっている仕組みなのです。

 

脱毛の考え方

毛を作っている親の存在を無くしてしまおうというのが脱毛です。
毛の毛周期のサイクルは大体は2ヵ月程度です。また毛乳頭によって毛を話すタイミングは異なります。
 
更に、毛と毛乳頭が繋がっていなければ、熱が毛乳頭まで届かず脱毛をする事は出来ません。ですので、脱毛は2ヵ月に1回を目途に通わなければいけないのです。


脱毛が終わる期間は?

全ての毛乳頭を破壊して無くす為には、大体1年半~2年程必要と言われています。
その為、2年間で約12回通う必要があります。

 

医療脱毛のレーザーってどんなもの?


医療レーザー脱毛を取り扱うことが出来るのは、医師免許やそれに準ずる免許を持っている人だけです。
医療レーザーは機械のパワーが高く設定されているので、取り扱い方を間違えば危険な状態に陥る場合もあるからです。
この医療レーザーには「ショット式」と「蓄熱式」があります。


医療脱毛の「ショット式」

「ショット式」はレーザーが黒い色素、メラニンに反応するものが使用されています。
 
レーザーを照射すると、黒い部分に熱が吸収され根元の毛乳頭まで熱が伝わる仕組みになっています。その熱によって毛乳頭を破壊して、毛を生えないようにしてくれるのです。
 
デメリットは、基本的に直線にしか対応が難しい為に、ゆがんだ毛穴脱毛の場合は難しいです。


医療脱毛の「蓄熱式」

レーザーで破壊はしますが、毛乳頭の少し上にある「バルジ領域」という場所を攻撃します。ショット式に比べると弱いパワーで与えるだけなので、痛みは少なめなのが特徴です。


「ニードル脱毛」とは?


「ニードル脱毛」のニードルとうのは針のことで、その名の通り針を毛穴にさし、毛乳頭を毛穴から引っ張り出してしまう方法です。
針を直接毛穴に入れるので、施術者の腕によって時間や痛みに大きな違いが出てきます。
 
毛穴1つ1つしっかりと取り出していくので、毛が細くて効果がないという事もなく取りこぼしも0です。両脇だと2時間位かかったりします。

痛みが強くても確実に永久脱毛をしたい方にはオススメの方法です。


「美容脱毛」とは?


テレビCMでもよくやられている美容方法です。
 
医療方法と同じ脱毛方法ですが、サロンで扱われる美容レーザー脱毛は医療用よりも美容器のパワーが弱く設定されています。
 
なので、脱毛を行う回数も多くなってしまうデメリットがあります。メリットは料金が安かったり、痛みが感じにくかったりします。


「フラッシュ脱毛」って何?

最近もっとも一般的になってきている美容方法です。
 
美容機器が他の方法と比べてパワーが弱く、少しずつ毛を弱らせていくので痛みは感じにくいのが特徴です。パワーが弱い分、通う回数は多くなってしまいます。
 
また、一番のデメリットは完全に全ての毛を脱毛する事が難しい点です。
メリットは美容効果を付加したものや、同時にお肌のホワイトニングが出来る機器もあります。
 
フラッシュ脱毛は様々なタイプが存在しますが、痛みが怖い脱毛初心者にとっては、一番おすすめの美容方法です。




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